2018年10月28日日曜日

仕草さんの草木染てぬぐいの色の変化

仕草さんは藍染めを中心に草木染でてぬぐいを製作しています。やわらかい色合いや個性的なデザインはなかなか目にしないてぬぐいです。

化学染料と異なり草木染は色が定着しにくく、落ちやすい特徴があります。やはり自然の物なのでだんだんと色が落ちていきます。どれくらいの風合いになるのか個人的に使用していたものが下の写真になります。

そよよというガーゼとさらしの中間のやわらかい生地で藍染めが中心になっています。上が新品、下が6年ほど使用しています。私は洗濯機でネットに入れて洗っていますがこのような色落ち加減です。黄色い部分はタマネギの色ですがこちらはもう白っぽくなっています。あせた感じになりますが風合いはとても良く気に入っています。

上が新品、下が6年ほど使用した物です
ネットに入れて洗濯機で洗っています

次はコーヒータイムというさらし生地にコーヒー染めのてぬぐいです。右が新品、左が3年使用しています。こちらも同じように洗っています。使用したものもミルクの多いコーヒー色で新品より個人的には良いなと思っています。

右が新品、左が3年使用した物です
どちらの色もそれぞれ良さを感じます

私は洗濯機でマザータッチという洗剤で洗っています。仕草さんは手洗いが一番少しずつ色落ちが進みきれいだとおっしゃっています。手洗いの場合もあまり洗浄力の強い洗剤よりは優しいものでお洗いいただくと良いと思います。

マザータッチで手洗いです
原材料が口に入れても安全なものです

洗濯用ハーブミネラル水です
キャップに半分で洗面器程度の水量なら十分です


やはり手洗いして頂くと色の落ち方はゆっくりです

長く使用すればするほど不思議と愛着のわいてくるてぬぐいです。

ご不明な点ございましたらお気軽にお問い合わせください。

こちらからご購入いただけます
仕草さんの通販サイト(ジパングモダン)

2018年10月23日火曜日

kinoworkshop片岡さんの木のトレイ

本日の昼食をkinoworkshop片岡さんのトレイ、marubon尺くるみにのせています。



marubon尺くるみですがこのトレイは6年以上使っています。お皿のように使ったりもしているので、少し染みらしきものも見当たりますが、愛着のわくお気に入りの一枚です。


6年ほど使用しています
時々えごま油を布にとりまんべんなくすり込ませた後
乾いた布でふきとってお手入れしています



下の写真が新しい物との比較です。やはり色合いは濃くなってきています。木の厚みもあり、木の風合いを強く感じるトレイです。何でものせているので染みはやはりありますが、なじんでいます。

左が新しい物、右が6年ほど使用した物です
このように色合いや雰囲気が変わっていきます


片岡さんおすすめのお手入れ方法ですが、たたいてつぶしたクルミを布にくるんで、木の上をすべらしながら油分を染みこませてあげるといいとお伺いしました。少しずつオイルが染みこんでいきます。クルミのお盆をクルミの実でお手入れしてあげるのは、優しい気持ちになりますね。

その他にはえごま油でのお手入れも適しています、私はこの方法でいつもお手入れしています。どちらのお手入れも木に優しく適した方法です。

木の器はお手入れしながら育てていくものです、ぜひご愛用の一枚に加えてみて下さい!

こちらからご購入いただけます
kinoworkshop片岡さんの通販サイト(ジパングモダン)
 

2018年10月21日日曜日

小林まり子さんの器が入荷しました

小林まり子さんの素敵な絵付の器が入荷しました。近くで見ると本当に細かく丁寧なタッチで感嘆します。

少し絵本の中に出てくるような風景で、家と一緒に描かれている大きな木や月や星が個人的にはとても気に入っています。
小林さんの自宅の前にあったメタセコイヤの木の上に見える月がきれいで、その情景を描き始めたそうです。目を閉じると浮かんできそうで優しい気持ちになります。

秋の夜長に似合うそんな器です。今回入荷した器の中で使い方など気になる物ご紹介します。

まず一輪挿しですが、これはどこからお花を入れるの?というデザインです。小さな雲と月の切れ目からそっと差し込んであげてください。お水は入れることはできないのでドライのお花を・・
一輪挿し自体が個性あるデザインですのでそのまま飾っていただいても素敵です。
小林さんは天空の城のイメージでお作りしたそうです(^^)

月の切れ目からお花を・・小林まり子 一輪挿し

こちらは雲の切れ目から!小林まり子 一輪挿し
次は小物入れ、ワイヤーに布を巻いた取手がついています。小さいですのでお茶の時間に砂糖入れに、またちょっとしたお菓子を入れてお使いください!キーケースにも良いのかなと思います。
絵柄は小さい中にも細かく描かれていてすごいです!取手部分はワイヤーですのでお好きな形に整えてお使いください!

小林まり子 小物入れ 
小さくても絵柄の細かさは同じクオリティです


鍵置き場にも・・ 小林まり子 小物入れ
カフェオレカップやお皿などは定番ですがこのような小物類も小林さんの感性を感じられます。

こちらからご購入いただけます
小林まり子さんの通販サイト(ジパングモダン)

2018年10月10日水曜日

高塚和則さんの一人膳

パン皿で人気の高塚和則さんの一人膳にのせた朝ごはんです。

高塚さんの一人膳ですが丸、角とございますがこちらは角タイプの横の長さを10cm大きくした横長タイプです。角が正方形なのに対してこちらは横が長くなり、朝食のおかずがきれいにおさまります。お盆としても使えますし便利な大きさです。

さくら材に蜂の巣のような彫り目がほどこされており、美しい膳です。少しずつ色味も変わっていきますし、自然の木の良さを感じる膳です。

オイル仕上げになっておりますので、お使いいただくうちに少しずつ乾燥していきます。時々えごま油を布につけてまんべんなく伸ばして染みこませた後に、乾いた布で拭き取って下さい。
しっとりとして木も喜んでいるなと感じます(^^)

高塚和則さんの一人膳、程よい大きさで使いやすいです。
こちらは4年ほど使用しております。何回かオイルでお手入れしています。

はちのすの彫り目が美しいです
小鉢もたくさんのせることができます
お盆としても優秀です
このように盛り付けても映える膳です

高塚和則さんの次の入荷は12月を予定しております。
一人膳はウォールナット材の入荷になります。その他花型コースターなど入荷します。
入荷の際はインスタグラムやブログでお知らせいたします。

こちらからご購入いただけます
高塚和則さん通販サイト(ジパングモダン)

2018年10月8日月曜日

山田奈緖子さんのガラスの器

沖縄でガラス作りを学んだ山田奈緖子さんのガラスは、伸びやかでおおらかな雰囲気の器です。

ガラスは硬質な素材ですが、山田さんのガラスの器はやわらかいソフトな印象があります。色の使い方も独特で可愛らしいのに品があるそんな色使いです。



楽しくかわいい色合いです

山田奈緖子Twinkleグラス大 カルピスが似合いそう・・
また透泡皿というフラットなプレートがとても素敵で使いやすいのです。下記のようにワンプレートにサラダに、果物にと何を盛り付けてもさまになります。ガラスなので暑いお総菜は難しいのですが、本当に重宝な器です。

 
朝食のワンプレートに・・

サラダはこのお皿によく似合います

果物は盛り付け方でだいぶ雰囲気が変わります!
 
色もきれいなのでグレープフルーツなどきれいに盛り付けてもブルーが少し透けてきれいです


泡水玉変形小鉢、この器も可愛らしく使いやすい大きさです
色鮮やかなサラダももちろん美味しくみえます
 
ガラスの器は暑い季節はもちろんですが、冬など陶器が多くなり重くなりがちな食卓を軽やかに彩ってくれます。ぜひ陶器の中にグラスだけでなく器も織り交ぜてお使いしてみてください。
 
こちらからご購入いただけます

2018年10月6日土曜日

荒賀文成さんの粉引の色合いの変化

京都で作陶されている荒賀文成さんの粉引はつややかで美しい器です。李朝の白磁を思わせるような素敵な色合いとたたずまいで、個人的にも長く使用している器のひとつです。

ただ雰囲気はありながらも普段使いの気負いを感じない器ですので、たくさんお使いください。大きさや形も的確で、お料理を盛り付けたときとてもきれいなのです。
最近小さめの飯碗が多い中で、荒賀さんの飯碗は少し大きめです。ただこの大きさがご飯をよそった時に、とても品良くみえます。余白がありご飯が堂々とみえます(^^)

粉引なのでお使いいただくうちに表情は変わっていきます。下記の写真のように色味が変わっていきます。自然な変化としておつきあいいただければ幸いです。
こちらが5年ほど使用している飯碗です
少し色味が変わってきています

こちらが新しい物です、比べるとやはり違いますね

左が5年ほど使用した物、右が新品です

荒賀文成 飯碗 ご飯が美味しくみえます、大きめな碗に少し少なめによそうときれいにみえます!
荒賀文成 飯碗 鉢としてお使いしても・・底が丸くお料理がきれいに高く盛り付けできます

5年ほど使用した物は最初の下処理は水に一晩つけただけで使い始めています。荒賀さんの粉引は米のとぎ汁で煮てももちろん良いのですが、デンプンが染みこみ若干グレー味を帯びます。

米のとぎ汁で煮た方が染みこみにくくなるのは確かですので、お好みでお選び下さい。グレーがかった色味も落ち着いた風合いです。


左が新品、右が米のとぎ汁で煮たものです。若干グレーがかっています。
荒賀文成 輪花向付 雰囲気のある素敵な小鉢です


季節問わず気持ちよくお使いいただける荒賀さんの器です、ぜひ一度お試し下さい!

ご不明な点ございましたらお気軽にお問い合わせください。

こちらからご購入いただけます
荒賀文成さんの通販サイト(ジパングモダン)

2018年10月4日木曜日

竹の鬼おろしについて

大根おろしをする時に使う竹鬼おろし、竹そのままの形をいかしたダイナミックなものですが一度使うとやはり手放せなくなります。

この鬼おろしを使うとなんと言っても大根おろしが美味しいです!シャキシャキとみずみずしく大根をそのまま食べているような食感です。
この鬼おろしを使うまであまり大根おろしをわざわざ食べる方ではなかったのですが、今ではよく大根おろしを食べるためにすり下ろしています。

 

竹の歯は鋭いです

大根がギザギザに・・

しゃりしゃりと程よく形の残った大根おろしになります
前は鍋の際や蕎麦やそうめんの時の薬味として使っていたのですが、竹鬼おろしでおろす大根おろしは立派なおかずとして食卓にのぼっています。

ぜひ一度お試ししてみて下さい!ご不明な点ございましたらお問い合わせください。

山田奈緖子さんの泡水玉変形小鉢に盛り付けて・・
 
こちらからご購入いただけます
荒物雑貨の通販サイト(ジパングモダン)
山田奈緖子さんの通販サイト(ジパングモダン)

2018年10月2日火曜日

松村英治さんの焼締めの器

愛知の松村英治さんの焼締の8寸皿が再入荷しております。焼締なので釉薬などの飾り気がないのはもちろんですが、形も奇をてらわないろくろですっと回して作られたそんなデザインです。

このシンプルさがお料理を選ばず、また引き立てる役目を担っているような気がします。ただシンプルですが製作過程ではとても手が込んでいる器でもあります。

何の飾り気もないシンプルさが魅力です


焼締は釉薬を使わない焼き物です。滑らかな釉薬がかかっていないため、どうしてもざらざらとした質感になります。それが魅力でもあるのですが、フキンで拭く際引っかけてしまうこともあります。

松村さんの焼締は焼いた後ペーパーをかけてさらに焼くという過程を何度か繰り返すことによって表面が滑らかな質感に仕上がっております。またこのことによって一般的な焼締ほど吸水性も少なく扱いやすく、さらに強度が損なわれずに重さも軽くなります。

焼締を初めて使う方にも心配なくおすすめできます。
下記の左の器が7年ほど使用している物、右が今回入荷した新しい物です。表面の質感がしっとりとしているのがわかれば・・少しわかりにくいですが使ううちにしっとりとして色味が濃くなっていきます。木のようにわかりやすくはないですが触れるとやはり違います。土なんだなと実感します。
左が7年ほど使用した物、右が今回入荷した新しい物です
わかりにくいですが、表面の質感が使用している物のほうがしっとりしています

染みこみなどが気になると伺いますが、上記のように徐々に全体がしっとりと変化していきます。最初は染みも気になりますが、長く使っているうちに全体も変化していきますので徐々に気にならなくなります。長い目でゆったりした気持ちでお使いいただけたら幸いです。

お使いはじめは数時間浸水させてからご使用を開始して下さい。

ご不明な点ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

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松村英治さんの通販サイト

サイトのリニューアルを行ないました

いつもご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。 2019年6月6日にサイトのリニューアルを行ないました。 https://www.z-modern.com 買い物かごなども一新し今までとはデザインが変わっております。ブログもサイト内にございますので、今...