角プレートはワンプレートで少しずつお料理を盛ってお使いしたり、中央でメインのお料理を盛ったりと使い道がいろいろあり楽しめる器です。
伊東さんは地元のみかん農家から出るみかんの枝などを灰にして釉薬に使っています。地域に根付いているものを上手に使って出来上がる器は素朴で温かみがあります。
伊東さんは大学を卒業した後に出版社で編集の仕事をされていました。あるとき陶芸について取材することになり、その魅力にとりつかれたのだそうです。
最初は陶芸教室からとうとう窯を揃えて陶芸家に弟子入りするまでになった異色の作家さんです。
それぞれ作家さんは個性的ですが、伊東さんの陶芸に対するスタンスは興味深く感じます。ずっと芸術畑を歩いてきた作家さんとはまた異なる視点から器を作っていらっしゃる気がします。
ご自分を表現するのではなく、土や自然の色はこんな風だよと伝えていただいているようです。
氷雪マグカップ 2000円 |
底はこのような表情です |
氷雪角プレート 4000円 |
伊東正明さんの器