今回は定番の丸プレートやだ円皿などのお皿が中心となっております。
伊東さんの氷雪というシリーズの器はみかんの枝や葉を灰にして釉薬として使っています。地元の湯河原はみかんの産地ですので、地産地消という精神が器づくりに反映されていて良いなと思っています。
色合いは自然が作り出した色味が感じられる優しい雰囲気です。鉄粉も飛んでいて素朴ですがモダンな感じが漂う器です。和風でも洋風でも合わせやすく、つい使ってしまう器です。
個人的にはデザートによく使っています、ケーキなど洋風なものとの相性が良いなと思います。
以前にもご紹介しましたが、伊東さんは出版社勤務から陶芸の道に入られた作家さんです。
そのため言葉でご自分の器作りを表現することがうまいと思います。
なぜこのようにしたのかなど、お伺いするとわかりやすく説明していただけます。なかなか難しいことだと思いますが、やはり言葉で伝えることが伊東さんの原点なのだと個人的に思っています。
またとても使い手さんに近い立場で器を考えられているのも伊東さんならではだと感じます。
好ましく優しい器です、ぜひご自宅にお迎えしてみてください!
伊東正明 氷雪シリーズ |
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